1986-05-14 第104回国会 参議院 環境特別委員会 第5号
○国務大臣(森美秀君) 受け取ったときの状態等々につきましては、ひとつ政府委員の方から答弁させていただきたいと思います。その後私がお答えします。
○国務大臣(森美秀君) 受け取ったときの状態等々につきましては、ひとつ政府委員の方から答弁させていただきたいと思います。その後私がお答えします。
○国務大臣(森美秀君) いただきましたものを見ますと、産業公害については随分任務を果たしてきた、ついては生活排水が問題であるということを指摘しておりましたので、産業界が果たしてきた今までのいろいろな御努力については高く評価するけれども、産業界から何も生活雑排水のことについて云々言われるいわれはないということを指摘したわけでございます。
○国務大臣(森美秀君) 確かにいただきました。それはほかにも、患者側からもいろいろなところからも陳情なり要請なりが来ております。これは私どもは、今部会に出して検討してもらうべく準備をしております。 なお、先ほどお話がございました経団連の文書云々というのは、届いたものに対しては私が言ったものでありまして、返したとかなんとかということはございませんので、よろしくお願いします。
○森国務大臣 ただいま目黒部長が申しました作業委員会の答申が出てまいりましたら、環境庁といたしますと、公平、公正に対処していきたいと考えております。
○森国務大臣 詳しくは局長からお話をさせますが、私といたしますと、今下水道の普及率が三三%あるいは三七%、その程度が手賀沼、印旛沼でございます。琵琶湖が一一%ですか。視察してみまして、やはり結論として下水道をともかく早くやらなければならないということは、これは当然の帰結でございますが、手賀沼、印旛沼に関しましては、実はこの二十一日に県知事以下皆さんとお話をして、ともかく千葉県として抜本的に考えてくれないかということを
○森国務大臣 私は漁業の出身でございまして、その意味からも海というものは保全されなければならない、また、環境の点からいっても埋め立てによるマイナスをなるべくこうむらしたくないという気持ちでおるわけでございますが、先生のお話の問題につきましては、これから将来にわたっての問題があると思いますので慎重に対処してまいりたい、こう考えております。
○森国務大臣 環境庁の昭和五十八年度歳出決算につきましてその概要を御説明申し上げます。 まず、昭和五十八年度の当初歳出予算額は、四百四十八億三千三百九十六万円余でありましたが、これに予算補正追加額五千四百九十八万円余、予算補正修正減少額五億四千百万円余、予算移しかえ増加額九千五百六十七万円余、予算移しかえ減少額二十九億四千六百十六万円余、前年度からの繰越額五千六百四十八万円余、流用等減少額二億九千三百三十四万円余
○森国務大臣 待ちに待ったという言葉を使ってもいいと思いますが、ようやく専門委員会の報告が出てまいりました。先生先ほど拙速ではいかぬとおっしゃっておりましたが、この部会でワーキンググループによって作業がこれから進められると思いますが、おっしゃるようになるべく早く、この席で言っていいかどうかわかりませんが、私は同時選挙反対の河本グループでございますから、私は十月まで生命があると思っておりますが、一刻も
○森国務大臣 この問題は現在の環境庁にとりまして最大の課題だと考えております。そういう受けとめ方をいたしまして、私といたしますと、私の在任中にはどんなことがあっても結論を出したいという気持ちで今おりますことを御承知願いたいと思います。
○森国務大臣 私の前任者からこの問題を申し受けまして、岩垂先生が大変な御苦労をなさって、えらいきつい質問もあった、それから、私はゴルフコンペの話も耳にいたしまして、たまたま例のワシントン条約の問題で、小康は得ているものの、根底に今おっしゃったような日本人の本来的な経済優先主義的なものからワシントン条約に対する日本の熱度を海外から批判をされるというようなこともあるかと思いまして、私も小さな胸を大変痛めておりまして
○国務大臣(森美秀君) 環境を保全するという問題は、これはもう来世紀につながる問題、我々の子供、孫につながる問題でございますから、慎重にして大胆なる政策をとっていかなきゃならないと、こう考えております。一生懸命やっております。
○国務大臣(森美秀君) 先ほど大蔵大臣からナショナルトラストという問題が出ましたけれども、これは御承知のように百年くらい前に英国で起こった制度でございますが、日本も昭和五十年くらいに始めまして、そこへ中曽根総理が花と緑の運動というのを重点政策にしまして、環境庁といたしましてこれに大変今熱を入れてやっておりまして、この四月の七日にも新宿御苑を開放して、約一万人の方々に千円会費で集まってもらう、そういったような
○国務大臣(森美秀君) 公健法の見直しにつきましては、今目黒が申しましたように、近々専門委員会の結果が出てまいります。また部会にこれがかかりまして、慎重、真剣なる討議がなされると思っております。そういう見地から、今先生がおっしゃったように、ともかくいろいろな問題につきまして私どもは真剣な結論を出していきたいと考えております。
○国務大臣(森美秀君) 環境汚染というものが私ども環境庁にとっては大変な事態でございますので、もしこの問題で環境汚染が起きるというようなことになりますと、当然環境庁としては庁を挙げてやらなきゃならない性質のものだと思います。したがいまして、今までこの回収業者にやっていただいたことは、環境庁の仕事を手伝っていただいたような立場だと思いますので、私どもが一生懸命努力をしてやっていきたいと思います。
○国務大臣(森美秀君) 先ほどのお話につきましては、東日本油脂回収事業協同組合等々から陳情が来ております。私どもにとりますと、いたずらに廃棄物が出るということは大変なことになりますので、廃棄物の処理及び清掃に関する法律等に基づきまして後処理を十分にやっていきたい、こう考えております。
○国務大臣(森美秀君) おっしゃるとおりでございまして、環境というものは人間の生存の基盤でございますので、私どもできるだけの努力をしてやっていきたいと思っております。
○国務大臣(森美秀君) 多少言葉が多くなりますが、お許しいただきたいと思います。 実は六、七年前に私、社会党の亡くなった三宅先生のお供をしてブラジルへ行きまして、そのときにアマゾンに入りました。至るところ乱伐をされておりまして、それを見て三宅先生ともども、一体これでいいのかな、世の中こんなになっていいのかなという、そのときの思いが私はずっとしておりました。昨年十二月二十八日に私が辞令をもらったときに
○国務大臣(森美秀君) 先ほどから山東先生のお話を聞いておりますと、まことに私ども環境行政をつかさどっておる者にとりましてありがたいお話で、感謝を申し上げる次第でございます。 まず第一に、結論から申し上げまして、どうしてもこの事業団はつぶすなどということは私ども毛頭考えておりません。今までこの事業団の果たした役割、車の両輪の規制と助成、その一方を担う環境行政上の大変重要な役柄であることは御承知のとおりでございます
○森国務大臣 第百四回国会における衆議院環境委員会の御審議に先立ち、環境行政に関する私の所信を申し述べ、委員各位の御理解と御協力を賜りたいと存じます。 昭和四十六年環境庁が発足して以来、今年で十五年を迎えます。 当時我が国は、高度経済成長の過程の中で、かつて経験したことのない危機的な環境問題に直面していましたが、自来十五年、国会を初めとして、関係省庁、地方公共団体、国民各位の御協力を得て、各般の
○国務大臣(森美秀君) 御指摘のように、この環境問題というのは、最近は例えば閉鎖性の地下水の中に今のお話のように入っているとか、あるいはNOxの問題とか湖沼の問題とかいろいろ複雑多岐になってきております。そういう意味で、いよいよこの事業団というものは私どもがもっともっと多岐にわたるような姿で運営をしていきたい、またいってもらいたいということで今考えております。
○国務大臣(森美秀君) 私どもも大変この事態を心配しておりまして、ことしの一月に事務次官がアメリカに行く機会がありました。そのときに課長二人を特別にこのシリコンバレーに派遣しまして実態調査をしてまいりました。結果は、五十九年、六十年、六十一年度でやっておる調査、それによって結論を出していくつもりでございますが、私どもも決して楽観視はしていないということでございます。
○国務大臣(森美秀君) 環境基準が六十年度達成できなかったことは、殊に大都市で達成できなかったことは大変遺憾なことだと思っております。昨年十二月に取りまとめました中期展望によりまして、今後関係省庁、地方公共団体等々と連携して総合的な対策で強力に進めてまいりたい、こう考えております。
○国務大臣(森美秀君) お答えいたします。 環境行政の大先輩の高桑先生でございます。御承知のように一昨年の八月閣議決定いたしまして、その後、この効果を一生懸命見てまいっておるところでございます。したがいまして、このことは国民にとっても大変大事なことだと思いますので、先生方もひとつ御協力いただいて、より立派な実効ある閣議決定にしていきたいと考えております。
○国務大臣(森美秀君) サンフランシスコ湾につきましての保全の州法につきましては私どもも勉強しておりますが、これらにつきまして今後各省と協議してやってまいりたいと考えております。
○国務大臣(森美秀君) 十二、三キロにわたっておりますので、横断道ができまして多少の私は影響を受けると思いますが、私が参りましたのは小櫃川の近辺でございます。この辺は十分に残っていくだろうと確信して帰ってきた次第でございます。
○国務大臣(森美秀君) 今、先生御指摘の盤洲干潟の問題、私実は一週間前の日曜日に行ってまいりました。大変いい環境で今残っておることは事実でございます。したがいまして、東京湾横断道をつくりますについては、事業者とよく連絡して、よき自然を残しておきたいということを考えております。以上でございます。
○森国務大臣 もちろん明らかにいたしたいと思います。
○森国務大臣 この問題に関しましては、大変深刻な問題だという見地から、ことしの一月に環境庁の事務次官以下アメリカに参りましたときに、二人の課長をシリコンバレーまで派遣いたしまして、その社会的な問題についても相当なものであるという認識を持って帰ってきておるわけでございます。したがいまして、六十一年の結果が出たところで、制度を含めて考えてみたい、こう思っております。
○森国務大臣 おっしゃるとおり、昭和五十七年、八年と地下水の汚染の実態を調べたわけでございますが、確かにトリクロロエチレン等の化学物質の問題がございました。私どもとすると、直ちに五十八年にこの地下水の保全対策の調査を開始いたしまして、三年かかってやります。六十一年に最終の結論が出ると思いますので、それまで待ちまして、至急にやるのですが、ただ便々と待っているわけにいきませんもので、今は暫定措置を講じておるところでございます
○森国務大臣 先生のお話は全くごもっともなことでございます。関係各省庁に適切な処置をするように私からもお願いを申し上げたいと思います。
○森国務大臣 先般、経団連からいろいろ申し入れがございまして、それには、産業排水も随分技術が進歩してきた、しかしながら生活排水についていろいろこれからやってほしいんだという強い要望がございました。私は、産業排水の努力は認めるけれども、生活排水云々というのは余分なことであるという発言をしたわけでございますが、まさにそう思っております。
○森国務大臣 昭和六十一年度の環境庁関係予算案について、その概要を御説明申し上げます。 昭和六十一年度総理府所管一般会計歳出予算要求額のうち、環境庁予算要求額は四百六億八千二百二十七万四千円であり、これを前年度の予算額四百二十九億九千七百六十万七千円と比較すると、二十三億千五百三十三万三千円の減額となっております。 次に、予算要求額の主要な項目について御説明申し上げます。 第一に、公害対策について
○国務大臣(森美秀君) このたび環境庁長官を拝命いたしました森美秀でございます。 委員長を初め、委員各位の御指導、御鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。 所信を表明させていただきます。 第百四回国会における参議院環境特別委員会の御審議に先立ち、環境行政に関する私の所信を申し述べ、委員各位の御理解と御協力を賜りたいと存じます。 昭和四十六年環境庁が発足して以来、今年で十五年を迎えます。当時我
○森国務大臣 ただいま御決議のありましたスパイクタイヤによる粉じんの低減につきましては、従来から対策を講じてきたところでありますが、今後とも関係省庁、地方公共団体等と十分連携をとって、御決議の趣旨に沿うよう一層の努力をいたす所存でございます。
○森国務大臣 廃棄物の処理処分につきましては、昭和四十六年に廃棄物の処理及び清掃に関する法律というのが施行されまして、そして五十二年に、特に有害性の高い廃棄物について、この法律の中の第十五条ですか、埋め立てなどの最終処分に当たってはコンクリート槽への封じ込めを義務づけるなどやっておりますので、環境保全のためには厳しい要件を定められております。
○森国務大臣 お答えします。 私ども環境庁といたしますと、この沿線の騒音だとかあるいは振動等々、先生おっしゃるような環境問題が生じないように、例えば防音壁とかバラストマットを敷くとか、あるいはロングレールにするとか等の対策が講ぜられるべきものと考えております。 本法案の提出に当たりましては、沿線の環境保全ということに万全の重点を置きまして、そういったことについて運輸省に強く申し入れをするわけでございます